２０１６年に新宿の小劇場で幕を開けた「O.G.」。２０１９年の再演からはホールサイズにスケールアップして上演をしてきました。そして昨年の博品館劇場公演の成果で、阿知波悟美が紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞しました。その「O.G.」が、５月からの地方公演で２００ステージを超えて大千穐楽を迎え、幕を閉じます。
この東京近郊では最後のステージを無料で公開します。これはゲネプロと呼ばれる舞台稽古を開放して、公開舞台稽古を行うからです。
１０万人を超える観客に感動を与えた「O.G.」。最後の舞台をご覧になりませんか。
日時
２０２４年５月８日（水）
開場
１３：００
開演
１３：３０
終演
１５：２０（予定）
会場
相模原南市民ホール
（小田急線相模大野駅より徒歩１０分
※新宿→相模大野 快速急行３３分
相模原市南区相模大野5-31-1
TEL 042-749-2110
アクセスMAPはこちら▶︎
ここは新宿・歌舞伎町に残る、
最後のキャバレー。
昭和の残り香ただようこのお店
「キャバレーミラクル」も
あと一週間で閉店することが
決まっていた。
スター歌手を夢見て上京し38年。
いまは、この店のシンガーとして
歌い続けている2人の女性、
スミ子（旺なつき）と
カズエ（阿知波悟美）。
明日を夢見て、夢に敗れ、
愛と幸せを求めながらも、
ステージで生きる事を
選んできた彼女たち。
いま、場末の歌手人生が
終わろうとしている。
そんな彼女たちに起こった
『ミラクル』。それは‥‥？
スミ子
旺 なつき
（おう・なつき）
6月19日生まれ、岡山県出身。1977年、宝塚歌劇団に入団、月組男役として活躍。1985年の退団後は舞台を中心に活動。1993年、舞台『コレットコラージュ』第48回文化庁芸術祭賞受賞。2014年、舞台『マレーネ』第49回紀伊國屋演劇賞 個人賞受賞。主な出演に、舞台『ジュディ・ガーラント』、『鬼平犯科帳』、『女系家族』、『桜の園』、『奴婢訓』、『夏の夜の夢』、『ジェーン・エア』、Musical『Ｏ.Ｇ』など。
カズエ
阿知波悟美
あちわ・さとみ
5月16日生まれ、北海道出身。日本工学院卒業後、故・賀原夏子が主宰の「劇団ＮＬＴ」に入団。28歳の時に『レ･ミゼラブル』初演オーディションに合格し、テナルディエ夫人で出演。2010年、ミュージカル『キャンディード』で読売演劇賞 優秀女優賞を受賞。ドラマや映画では、世話好きなおばちゃんから厳格な母親や上司といった幅広い役どころで多くの作品に出演。2016年、故郷である今金町の「ふるさと応援大使」に任命される。
松尾
池田俊彦
いけだ・としひこ
ピアノマン
金森 大
かねもり・だい
脚本・作曲
まきりか
演出
本藤起久子
美術
根来美咲
照明
奥田賢太
音響
佐藤日出夫
衣裳
天野桃子
振付
大原晶子
歌唱指導
安部誠司
音楽監督
村井一帆
舞台監督
竹内一貴
制作
劇団NLT
企画
阿知波悟美